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データベースとは何の事

よく聞くけど分からない。そんな専門用語の一つである「データベース」。
その中でも比較的よく使われている「MySQL」について話題にしていきます。

まずデータベースというものをアナログ的に説明すると、たくさんの情報を整理していくのには引き出しが必要です。そしてその引き出しにはそれぞれラベルが付いていて、どこに何を入れたか分かるようにします。データベースはその引き出しの型枠です。
まず、データベースという型枠に必要な引き出しの数と配置を決めます。これが「テーブル情報」になります。そして各テーブルに適した情報を直しておき、こちらにも一覧表を持っておけば中身は分かりやすくなります。

引き出しは、入れる物によって形も数も全く異なってきます。つまりデータベースを使うシステム(主にHP制作ではCMS)によって変わります。例えばブログ(Wordpress等)とショッピングカート(EC Cube等)ではテーブルの種類は全く違います。
これらCMSはオープンソースでカスタム自由という事もあって、インストーラーが付属されています。このインストーラーにはデータベースのテーブル構築も含まれているので、我々はその元になる型枠(データベース)を用意してあげる必要があります。
通常はサーバーのコントロールパネル等から準備していきます。サーバー会社によっては申請して設定してくれるところもあります。
データベースにもバージョンがありますので、動作環境は使いたいCMSの情報を確認しておきましょう。

さて、準備が出来たらインストールするわけですが、実際の運営では「手元の一覧表と引き出しのラベルを照合する作業」が必要になります。これらの作業は大抵がPHPで制御されています。データベースとPHPの連動によって、大容量のデータを必要に応じて出し入れできる環境となるわけですね。
ネットショッピングをする際には、少なくとも商品情報(商品名、価格、数量)、配送方法、支払方法、顧客アカウント等をカート内で必要に応じて受け渡していく事が必要です。
それらは全てデータベース内の各テーブルに保管されており、お客様のクリックによって必要な情報を出し入れしているという事になります。

何となくイメージはつかめたでしょうか。言葉で書くとかなり難しい内容になりますが、理論さえ分かっていけば問題が生じた際に、どこを疑っていくべきかが分かりやすくなります。
CMSカート等を自分で設置する場合には、避けては通れないデータベースの利用。独学でも可能ですが、かなりの時間と労力は覚悟して、焦らず何度もチャレンジしていけば光は見えてくると思います。

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