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非推奨タグは使わない方が良い

当事業所では、「HTML4.01 + CSS2.1」を使用してサイト製作をしています。
その現在のバージョンである「HTML4.01」を使用したW3C勧告準拠のページ作成を心掛けた場合、非推奨のタグという物が出てきます。
今まで普通に使っていた「font / align / b / u」などの事です。

なぜ非推奨になっているかと言えば、上記のようなタグはレイアウトや文字の装飾に用いられるものであり、これらは原則としてCSSによって記述するべきと言われています。

【CSSとは何のために使うのか】
CSSとは「Cascading Style Sheets(カスケーティング・スタイル・シート)」と呼ばれる物で、通常は外部ファイルとして読み込んでいきます。
メモ帳のようなテキストエディタで作成し、拡張子を「.css」で保存します。

CSSでレイアウトや装飾をする事により、HTMLの本来の役割(意味づけによるコーディング)が可能になります。
またCSSを使うメリットとして、同じ書体やレイアウトは全ページを触らなくてもCSS記述を変えれば全ページに反映されます。
ただしその記述方法はHTML内に記述していた書き方とは異なります。何度か使用しているとそのうち覚えますので、是非これから作成する方は取り入れてみて下さい。

【CSSを反映させる方法(参考)】
同一ページ内に複数指定
  .SAMPLE(CSS側) / p class=”SAMPLE”(HTML側)
同一ページ内に単数指定
  #SAMPLE(CSS側) / p id=”SAMPLE”(HTML側)
※ classとidは場面に応じて使い分けていきましょう。

HTMLは検索ロボットに対し有効な意味づけの元でコーディングされるべきであり、人間の目に綺麗に装飾していくものはCSSで制御する事が望ましいとされています。
例えば今までHTML内に入れていたタグは下記のようなCSSで反映させます。
 ・<b> font-weight: bold;
 ・<u> text-decoration: underline;
 ・<color> color: #FFF;
 ・<align> text-align: center;
 ・<valign> vertical-align: top;

などなど・・
このように外部から装飾しておけば、HTML内に余分な「style属性」なども記述しなくても済みます。

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