「SSL」という言葉はご存知の方も多いと思いますが、共用SSLと独自認証SSLに大きく分けられます。
独自SSLにはベリサインやセコムなどと、様々な会社と内容そして金額が存在します。

1、SSLを設定する目的とは
SSL（Secure Socket Layer）は、ホームページ内に設置されているフォーム等において、お客様が入力された情報を暗号化し送信する事を目的としています。訪問された閲覧者の方に、個人情報を打ち込み送信して頂く場合、盗聴等による漏洩防止になりますので、メールフォームやアンケート等を設置される場合は設定された方がいいでしょう。
SSL通信されているページでは、URL（ホームページアドレス）が「http://」から「https://」に変化しているので、分かると思います。

2、共用SSLと独自認証SSLの違い
自分のHPが「http://www.example.com/」だったとします。
共用SSLとは、その名の通りサーバー利用者全員で同じ証明書を使いますので、URLはサーバー名になります。
【例：https://ssl.hogeserver.net/example.com】

独自認証SSLは、ドメイン毎に設定しますので、URLが変わりません。
【例：https://www.example.com】

どちらも暗号化通信はされますが、信用性の観点からビジネスでの利用はURLが変化しない独自認証SSLの導入をお薦めします。

3、独自認証SSLはどこを選ぶべきか
様々な会社から発行されています。モバイル対応などの違いはありますが、全て暗号化通信されますので、経費面と信頼性（知名度）で選ぶと良いでしょう。
ベリサイン、セコムパスポート、グローバルサイン、ジオトラストなどが一般的に知られています。

結論は、ビジネスでHP運営を考えた場合、お客様の個人情報を頂く場合には設定するべきでしょう。特にネットショッピングのサイトでは必須項目と言えます。