タイトルに書きました「スマホコーディング」。
これはスマートフォン専門のコーディングという事です。基本的にスマホでは、PCサイトブラウザが充実しているので、全く問題なく閲覧が出来ます。小さな画面であっても、指の操作で簡単にズーム調整が出来るからです。

ではスマホ専用にコーディングするメリットはあるのでしょうか。
個人的見解にすぎませんが、閲覧ユーザーのターゲットを考えるべきだと認識しています。今までのマーケットでは、モバイルとPCといった構図を考えた時、年齢層や性別で分けて考える事もありました。
今のスマホ事情はモバイル通信とは違う視点から見ていく必要があると感じます。

PCとスマホのダブルユーザの場合、それらの使い分けはどうしているのでしょうか。例えばSNSや出先でのお店情報またはニュース的な更新記事などはスマホで、資料集めやガッツリ調べたい時はPCで・・と使い分けませんか。
スマホ専門ユーザーの場合、どちらも専用サイトかPCサイトで見ますので、特に使い分けの必要がありません。しかしそこで一つだけ考える事を追加してみます。

「スマホで見たPCサイト」
例えばページ内リンクの際には、画面をタップして進んで行きますね。そこで進むべきリンク文字が詰まっていたり、周りの画像やリンクと密接しているとタップしにくいですね。

・リンクは大きめの画像にする
・リンク文字の行間は空ける
・周りにタップできる情報を詰め込まない

これらを考えてPC上のレイアウト設計をしていく事で、スマホでもPCでも同じようにサイトエスコートできるようになります。
スマホコーディングを専門に出来るのであれば、PCコーディングと共に提供していくといいでしょう。しかしクライアント様の提供する事情や情報の種類、そして製作コストなどを考えた上で、クライアント様に有益な方法を提案するべきです。