ホームページを作る時に悩む全体レイアウト。横幅や縦の長さの最大値に悩みませんか。
稀に見るサイトで、全体の幅を100%・・つまりモニタサイズ一杯まで使う相対値を使った方法です。これは意外に有効なようで機種に依存される形になりやすいため、私は絶対値を使用する方法を取ります。
そこで横幅を「px(ピクセル)」という単位で指定する訳ですが、最近のモニタはワイドモニタが主流になってきています。
今までは「4:3」が普通で、17インチ程度の解像度「1024×768」に合わせたサイト構築をしてきました。ワイドに合わせようとなれば、解像度「1280×768」あたりを照準に考えるべきでしょう。
上記の事から、横幅は780px~850px(4:3モニタ)、900px~1000px(16:9モニタ)という辺りの数値が出てきます。ワイドモニタは家庭でもビジネスでも多く見かけるようになりましたし、4:3モニタでも全画面表示でブラウザを使う方が多くなっています。(左側にお気に入りバーなどが無い状態)
また、ノートPCは大半がワイドで、これらを総合的に判断すると、980pxという最大限横幅を使えるようにしたレイアウトが主流になってきているのも理解が出来ます。
さらにデザイン性やサイトの内容を考えた時に、ワイドに使う方が表現しやすい場合は1カラムで980pxという大きな絶対値を有効に、情報量が多い時には2カラムや3カラムで配置していくとスッキリ収まるレイアウトになります。
ホームページの縦サイズはスクロールでどの長さにも対応できますが、スクロールは長くてもA4用紙3枚分程度までが良いでしょう。長すぎると「まだ、あるのか」という心理になり、途中でサイト自体から出られてしまいます。
しかしスマートフォンなどを中心に考えると、スクロールの方が見やすい側面も出てきます。いずれにしても適量という物がありますので、集中して読める長さが良いと思います。
リンクなどを上手く利用して、どんどん記事を読んでいくうちに奥へ奥へとエスコートできるような文章とサイト構成を考えていけば、興味深く読んでもらえるようになるかもしれません。
記事は文章だけでなくイラストや写真を交ぜながら、そして同じ文字だけではなくサイズや文字間を調整して、見やすく分かりやすい構造にしていく必要があります。
と言っているこの語録は、文章ばかりで読みにくいですけどね。