HPをアップするとはどういう意味

世間でよく耳にする言葉「アップしとくね~~」という、このアップとは何か。ホームページを作り出すと、自然に使う言葉ですが、よく知らない人も多いのが事実です。

まず、ホームページは自分の環境下であるPCにて作成します。これを世の方々に見てもらうためには「サーバー」という場所にアップロードしなくてはいけません。
アップロードといっても分かりにくいかもしれません。作成したPC内に多数の方が内容を見に来る事は出来ません。という事は、不特定多数の方が内容を見に来れる場所が必要です。それを「データサーバー(一般的にサーバー)」と言います。
全員に公開しているサーバーに対して、自分のPC内にあるホームページ情報を送ってあげれば、お客様はそこのサーバーに見に行けるのです。この行為を「データのアップロード(アップ)」と言います。

逆にデータサーバーから情報を自分のPCやスマートフォンなどに落としてきて閲覧する事を「データのダウンロード」と言います。アプリや音楽、写真、動画などもダウンロードすると言いますね。

「どのようにしてコンピューターはサーバーに辿り着くのか」
間違いなく指定のデータを読み取りに行くためには、情報の置き場所が分かるシステムが必要です。それがサーバーの住所である「IPアドレス(住所表記のようなもの)」と呼ばれるもので管理されています。
IPアドレスで見に行く場合、その表記は「111.222.333.444」という感じの最大12桁の番号になります。これではなかなか人間には覚えにくい物です。
そのIPアドレスを人間が見た時に覚えやすく、分かりやすいものにしたもの、それが「ドメイン」です。

このIPアドレスとドメインを関連付けさせていれば、お客様はドメイン名(www.example.com)という名称でホームページを見ることが出来ます。このドメインとIPアドレスを関連付けるものとして「DNS・・ドメイン ネーム システム」という物がありますが、専門用語が多数出てきますのでここでは説明を省きます。

「サーバーの種類と使用目的の違い」
上記のアップするサーバーは、有料のレンタルサーバーから無料サーバー、プロバイダ提供のサーバースペースなど多数存在します。
それぞれのサーバーによって機能やコストは大きく変わってきますので、自分でサーバー選びをする事も一つの難問となりそうです。

当事業所ではビジネスで利用するシーンが多いため、クライアント様のホームページはビジネスサーバーでお預かりしています。趣味で作られる場合には、無料サーバーもいいですが、月額数百円でも契約できますので、有料サーバーと独自ドメインで運用されてはいかがでしょうか。
それぞれの特性やサービスに違いはありますが、基本的な装備は揃っていますので、ご自身の使い勝手の良いサーバーを選ばれると良いでしょう。
当事業所では、お客様のご要望に合わせてビジネスシーンに合わせたサーバーを推薦する事も重要な業務の一つとなっています。
ホームページは作成と共に、設備面(サーバー、ドメイン)も準備する必要がありますので、作成と並行して調べておく必要があります。

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