サイト全体のイメージチェンジ

ホームページを長きに渡って運営している場合、単なるコンテンツの更新だけではなく、全体の雰囲気やレイアウトをイメージチェンジしたくなる時があります。
ここで気を付けるべき点をいくつかまとめてみましょう。

1、ディレクトリ構成やページ名の変更はなるべく避ける
ディレクトリ構成を変えると、今までにロボット検索されていた物がゼロになります。そしてお客様は必ずしもトップページをブックマークしているとは限りません。
構成を途中で追加していく事は問題ありませんが、削除したりリネームしたりすると積み上げた検索実績がリセットされてしまう事を念頭においておきましょう。
またページ名にも同じ事が言えます。しかしページ名は単体なのでディレクトリ構成ほどの影響は少なくなります。

2、リンク切れやレイアウト崩れを修正する
構成を変更した際には新たに内部リンクや各コンテンツのレイアウトを調整していく必要があります。Flashを利用している際には、Flash単体で作り直すか現状を流用するか決めなければいけません。

3、完全なカラム修正を施す場合には幅も見直す
古いタイプのホームページは、横幅750px~850pxで作りこみをされていました。現在はワイドモニタや解像度が1200超になっているのが主流であり、980px前後を目安に作られています。
またスマートフォンなどの流通により、レスポンシブデザインが強く勧められるようになってきました。

【レスポンシブデザインとは・・】
一つの媒体用にコーディングされるのではなく、PC用、スマホ用、モバイル用と、様々な媒体向けにコーディングされるデザインシステムのことを言います。
このWordpressもそうですが、一つの記事を書くことで、それら様々な媒体に標準化されたコーディングで表示されます。このWordpressのようなCMSを使った手法は、今後確実に増えていくものと思われます。
更新などは全て自社で行うような時代が、そんなに遠くない時期に主流になってくるのかもしれません。

全ての作業において全体のイメージチェンジを図るには、一から作り込むような気持ちで再確認しておいてもやり過ぎではありません。
ページ数が増大になっている法人サイトの場合、全体構成の変更は入念に検討してから行うべき事です。
また、業者に依頼している場合には、作業費に関しても初期製作費に近い請求が来る可能性があります。十分に確認してから行うようにして下さい。

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