今まで企業にとってHPは会社案内や、営業ツールに生かす事を重点に考えて作られてきました。
「企業⇒企業」あるいは「企業⇒お客様」という感じです。
しかし今後は少し形態が変わってきそうな感じがしています。HP自体は企業側からお客様に対するメッセージ的な役割を果たします。それとは別にお客様との直接的なコミュニケーションを図ったり、お客様同士で企業の情報をシェアするという事が活発になってくるでしょう。
「Webの世界では双方向通信もメインになっていく」
近年盛んになっているSNSは、まさにそれを実現可能にするツールだと感じています。ブログも双方向通信としての機能を持ち合わせていますが、TwitterやFacebookといったSNS媒体はその特徴を存分に発揮させる事が出来ます。
これからのHP製作の現場では、様々な角度から全体の運営を見ていろいろツールを絡めていく必要があるでしょう。ただ単にHPを作って設置して、そして見ていただいてという今までのスタイルでは、戦力となる運営としてやっていけない時代が来ているように感じます。
ただし、前述のSNSという物は決して我々業者が行う事ではなく、経営者様側で担当者を決めて運営すべきものなのです。ですから、HP製作は業者に依頼するとしても、その他のブログやSNSを使った双方向コミュニケーションは自社で運営していく事こそ重要な役割になってきます。
私がWebコンサルとしてサポートできるのも、その方法を取るためのアドバイスと、初期準備をお手伝いするだけなのです。