ホームページを運営するにあたり、製作費は初期投資として検討されるのは当然です。実際に運営が始まっていくと気になる問題が発生します。
「ランニングコスト」
契約時には、「毎月・・円」です。と言われて納得していたはずなのに、内容を修正してもらおうとしたら・・・
「更新作業は別請求です」なんて言われた経験はないですか。
なぜ、更新に高いお金がかかってしまうのでしょうか。作業量としては大した事ないのに・・と思われる内容かもしれません。
同一ページ内での写真の入れ替え(同サイズ)や、文字の修正(テキスト文書)などは、大した作業量ではありません。
しかし、何らかの理由でページを削除したり、少し内部構造を変更しなければいけない更新作業の場合、修正する箇所は1箇所だったとしても30ページ構成のサイトなら30倍の労力が必要になります。
当事業所では、毎月の管理費内で更新をするように設定しておりますが、上記のような全ページにおいて処理をする必要がある作業の場合には、相応の作業料を請求させていただく場合もあります。
その費用を払うのが苦しい場合、自分で更新するという方法があります。HTMLの知識が分かっていても、他人の作ったサイトは触りにくくなりますので、あまりお勧めではありません。
そのような場合はCMS等でブラウザから更新が出来るシステムを使うか、独自性を持たせたサイトにする場合なら自分でベースを作った上で相応のサポートを依頼するかになります。
業者に依頼する場合には、初期費用と共に更新時のランニングコストに関する内訳をしっかりと相談し、双方が納得できる内容で契約すべきです。
後から何を言っても通るはずもなく、
・ 言われた額を払う
・ 更新を控える
・ 業者を変更する
という選択肢が残されるだけになります。細かな点まで事前に確認しておきましょう。
私に相談される案件の中で多い物の一つに、このようなランニングコストの見直しや、何もしてもらってないのに管理費が高いのです・・という意見があります。
各業者さんによってシステムが異なりますので、金額だけで単純比較するよりは総合的に納得して払える管理費なのかどうかを検討して下さい。
安けりゃいい人もいれば、質がよくないとダメな人もいます。運営するサイトの性質、運営事業者の体制にもよりますので、一概に結論を述べる事は出来ません。