以前といっても、もう何年も前の事になります。
私がサイト製作の勉強をしていた頃(たぶん2005年頃)には、すでにフレーム使用は減少しかけていたように思います。
今ではほとんど見かけなくなってしまいました。
それは何故なのか。
SEO的観点からも、あまり良くない事が要因の一つでしょうし、W3C勧告によってだんだんフレームを使う仕様は非推奨になっています。
また、フレームサイトはURLがトップのままになり、閲覧者は自分の位置が分かりにくくなってしまいます。
トップアドレス(index.html)で、左サイド、右サイドに分けて外部から読み込むようにしたものが「フレーム」です。
外部から読み込むという事は、そのメインとなるサブコンテンツはただの外部ファイルになり、重要性を意識したページとなりにくいものです。
また、15ページぐらいの構成の場合、15個のサブコンテンツによる検索を見逃してしまう事になります。サブコンテンツも重要な役割を果たせるように、フレームの使用はせずに全てのページにおいて「内部SEO対策」を施す方がいいでしょう。
Facebook等のソーシャルプラグインが重要な役割を果たすようになった今、一時期非推奨とされていた「iframe(インラインフレーム)」が活躍しだしています。
しかしFBプラグインもHTML5用のソースコードを提供し始め、まだ正式ではないもののHTML5ではiframeを廃止する方向になりそうです。