ブログをカスタマイズする意義

よく自分で仕事上でブログを使っている方からあがる議題がこちら。

「ブログを活用するためにカスタマイズする事」
私はいつも無料ブログであれ、サーバー設置型CMSブログであれ、ビジネスにブログを利用しようとした場合、最低限のカスタマイズは施すべきだと提唱しています。
重要な事は、「それは何のために行うのか」という部分です。

1、公式サイトと連動性を持たせる
連動性を持たせるといえば、それぞれを内部リンクで行き来できるようにしておけばいいのではと単純に考える事が出来ます。
これは間違いではありませんし、必ずすべき事です。そこにカスタマイズというものを取り入れるとなると、より訪問者に分かりやすく公式サイト(重要コンテンツ)に誘導する事が求められます。
ブログは検索サイトにも出現します。これは公式サイトの比ではなく、各記事の一つ一つが検索対象になると考えてもいいでしょう。そこでブログに来訪された方をどれだけ公式サイトに誘導できるか。その記事単体から、あるいはブログ全体から重要コンテンツにダイレクトに誘導できるようカスタムします。
グローバルナビゲーションやフッターナビ、そしてサイドメニューなどを活用します。

2、イメージ的に統一性を図る
公式サイトとブログサイトが同一運営のものであると一目で分かるように、イメージ的な部分で統一性を持たせる事で、ブログは一つのコンテンツページへと変わります。
公式サイトのページ数が10ページ程度の小さな規模だとしても、毎日ブログを書いているとなれば一ページに3記事表示させても1ヶ月で10ページ(3/30)が作成されます。一記事に1ページの設定だと、30ページ増える事になります。
これらが全て検索対象に入っていくとなれば、たかがブログと侮れない存在となるでしょう。

ここで重要なのは記事の内容です。雑談記事も時には悪くないでしょう。しかし有名人でもない限り、その人個人の雑談記事ブログは誰も見ません。見るとすれば友人や知人に限られます。
一般的にビジネスブログには日記的記事を書くのではなく、お客様(来訪者)にとって有意義な情報を提供していく事が求められます。
フル公開するのもいいでしょうし、予告編のように「この先は公式サイトで」、あるいは「メルマガに登録してください」など、次へのステップを踏ませる事も手法の一つです。

ブログのカスタマイズは、デザインをきれいにする事が第一の目的ではなく、公式サイトに誘導させて来訪者に次のステップを踏ませる事を目的としなければいけません。

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