スマートフォンの出現により、いっそう利用者増になってきている「SNS」。それを使う人たちの間には、いつも付いてくる問題があります。
「SNS疲れ」
・いつもSNSで交流していないと不安になる
・自分が見ていない時に誰かが話をしているようで怖い
・友達欄から削除できないので困る
・自分の発言に対する反応が気になる
これらの症状が多いという事なのですが・・。私ならこう思います。
「疲れるのならやめれば?」
たぶん同じような意見を言われる方も多いと思います。しかしここは年代の差を考えなければいけないでしょう。
私のような考えができる年代の方は、思春期や青春時代といった感情が過敏になる年代に、携帯電話というものを持たずに育ってきた方が多いのです。
ですから、「無くても平気、何も困らない」という方が比較的多いと思われます。
こういう私も仕事では携帯を使わざるを得ませんが、プライベートでは特に必要ないのです。一日持っていなくても、全くチェックしなくても何の不安も問題もありません。
しかしあるのが当たり前で育ってきた若者たちは、無くなれば不安、そしてその動向にも気になるのではないでしょうか。
私たちは電気や水道、ガスがある生活が当たり前です。
もし無くなれば生活に不安が出るのではないでしょうか。だから節電も原発も大きな問題になります。
しかし山奥に住み、元から電気も水道も無い生活をしている方には、別にどうでもいい事なのでしょう。以前そのような場所に行った時に見た現地の方々は、自然の動き(太陽や月の動くまま)通りに生活している事が当たり前のようでした。
確かに不便で何の情報も無い。しかしそれが不幸かと言えばそうでもないかもしれない。
この経済発展に満ち溢れた豊かな大都会に生きる事が幸せという人もいるし、自然と共存してあるがままを受け入れる生き方が幸せという人もいる。
何が幸せで何が不幸なのか。SNSという近代的コミュニケーション方法が便利なのか苦しみなのか。
全ては自分の価値観だけの問題なのかもしれません。