日本国内において、現在多くの方が利用している「SNS」について可能性を考えていきます。
・日本発のMixi
・世界中で広がりを見せ続けるFacebook
・ビジネスに多く取り入れらているtwitter
・スマホユーザーに良く利用されているLINE
・様々な方が経験しているブログ
これらSNSから広がりをみせる広報(いわゆるメディアとしての存在)を、ソーシャルメディアと呼んでいます。
新聞やテレビを通じた広報はマスメディアと呼ばれますが、これらの違いを探っていく事で可能性の追求方法が見えてきそうな感じがします。
マスメディアは不特定多数の人に情報を発信していきます。そしてその影響力は良くも悪くも全国規模に多大な力を見せ付けます。
この要因として、日本国民の多くの方がテレビ、新聞、雑誌、ラジオ等で興味深く聞いたり読んだりしている事があります。
これをインターネット(Web)という環境のみに特化して考えた場合、twitterはラジオの役割をします。そしてブログは雑誌の役割です。LINEは電報のような感じで、Facebookは身近な専門情報誌といった感じでしょうか。
SNSに共通して言える事は「口コミ」です。
twitterやブログでは、匿名性が基本路線であって、情報が独り歩きしていく危険性もあります。しかし特にtwitterはリアルタイム名拡散性が強く、災害時等では情報取得に大いに役立つ媒体でもあります。
ブログはじっくりと記事が書ける媒体である事から、記事をブログに書いてtwitterなどから誘導していく手法が主に考えられています。
SNSの中でもLINEとFacebookは、アカウントから相手が誰か分かっている場合、実名制で書き込まれる記事が大きな特徴と言えます。
同じ情報源だったとしても、知人の推薦であったり情報であったりするわけで、信頼感を得やすいというメリットがあります。またこれらのSNSを始めるにあたって、特にページデザインを考慮しない場合なら初期投資を考えずに設置できます。
逆にデメリットとして挙げられる点には、専用のアカウントを取得する必要があり、まだ日本国内での利用者が限られていたり、媒体が多様化してしまっている点があります。
また、日本人の風潮として「熱しやすく冷めやすい」、所謂「SNS疲れ」と表現される現象です。ヘビーユーザーは別として、一般利用者は夢中になっている期間を過ぎると、ログインすらしなくなるパターンです。
近年、スマートフォンやタブレット端末が普及しており、今後の広がり方を注意深く見ながら方向性を考えていく必要はありそうです。
どれかに絞り込んで使いこなすか、幅広く少しずつ参加しておくか。業種や宣伝方法によって上手く使い分けていく事がビジネスチャンスを拾い出す可能性が広がる結果になるでしょう。
いずれにしてもビジネス利用には興味本位だけで始めるものではないという事は言えそうです。