当事業所では、IT業務の他に通販サイト(ハンドメイドの委託販売サイト)を運営しております。その関係で、そちらのサイトを見られた「SEO関連業者」から営業の電話がかかってきます。
またクライアント様を含め、運営相談の中にも、「SEO対策で順位を上げる事は本当に効果があるのですか?」という質問を受ける事があります。
SEO関連業者の方にこの記事を見られると異論を唱えられるかも分かりませんが、あくまでも私の個人的見解ですので必ずしも正解ではありません。
まず営業をかけてこられた業者を「SEO」関連のワードで検索すると上位に表示されるはずですよね。SEO対策は検索順位を上げる効果がありますので、そのスペシャリストの業者なら当然でしょうか。
仮に検索トップページ(10位以内)にいつも存在するとした場合、電話で営業かけなくてもHP経由で問い合わせが来るのではないかなとも思います。
電話での営業に意図があれば良いのですが、例えばPCをあまり利用されない方に営業するとか、HP営業よりもダイレクトな反応を見たいとか・・。
先にも書いたように私はHP製作の他に、【ハンドメイド委託販売サイト(HCS)】を併用して運営しているのですが、そちらのページを見て業者さんから営業される事があります。サイトをよく見ると事業者案内に「IT業」と明記していますから、同業者って分かりそうなものですけどね。そこまでは見ていないのですよ。
「通販サイト ⇒ 見込み客 ⇒ 電話番号とサイト名を確認 ⇒ アプローチ」
この一連の流れの中で営業電話をされている業者だと判断できます。そうではないと反論されても、事業所概要の業務内容には書いているんですよね。
「HP製作 / SEO管理 / Webコンサル業務」と。
と、うちのお話は置いといて、そもそも「SEO対策」とは何のために講じるものなのかを理解しておく必要があります。
「SEO対策」をする事によって順位を上げる効果だけを期待するのではなく、その先に何があるのか・・という事を重要視しなければいけません。
また、内部SEOと外部SEOがありますが、私はサイト製作と運営管理の中で、常に内部SEOを考えながら少しずつ変化させていくものだと考えています。一時的に依頼したところで、持続性に欠けてしまうのは日々進んでいる世の常でもありますから。
1、順位が常にトップで訪問者が一日500人、そこから何かに繋がる人が2人~3人のサイト
2、一日50人のアクセスの中で、5人が次のステップに繋がったサイト
この結果を見れば、後者の方が戦力になっているサイトだと思いませんか?これをサイトコンバージョン率といいます。
また別の記事でコンバージョンについて詳しく解説しますが、アクセス数の多いサイトよりもコンバージョン率の高いサイトの方がビジネスとして効果が高いと考えて、私はクライアント様にお勧めしています。